4月19日は地図の日…伊能忠敬以前にあるもう一つの地図


■今日は地図の日

旧暦の1816年10月23日、伊能忠敬は17年かけた測量作業を終えて「大日本沿海輿地(よち)全図」の作製を進めた。

■大日本沿海輿地全図とは?

日本初の実測地図とされる伊能忠敬の「大日本沿海輿地(えんかいよち)全図」(通称・伊能図)

明治大正期の焼失等により部分的にしか確認ができなかったが、2001年にワシントンのアメリカ議会図書館で大図全214枚のうち207枚が発見され、約200年の時を経て全容が明らかになった。

■伊能図は現在デジタル化されている

このほか、「測量日記」も書下し文でテキストデータ化。時間軸も加味し、宿泊地のポイントデータとあわせて参照できるようにした。

■実は伊能地図より前に作られたもう一つの地図がある

竹島(島根県隠岐の島町)を最初に記した日本地図の製作者で江戸時代の地理学者、長久保赤水(ながくぼ・せきすい 1717~1801年)

赤水は日本で初めて緯度など入りの日本地図「改正日本輿地路程(よちろてい)全図」(赤水図)を出版

測量ではなく、各地の資料に基づいて作り上げた地図には、北海道を除く日本列島が高い精度で描かれている。

■長久保赤水の「赤水図」、知っている人は?

高萩は長久保赤水の生誕の地だそうです。伊能忠敬の伊能図ができたあとも明治に入るまでは広く赤水図が使われていたそうです。 pic.twitter.com/3pCS6GAo5z

赤水図の英国海図への影響を言及してた発表が一番印象的。伝統地図学から近代地図学へのつながりが見出せててうきうきした。

久保井規夫/著『図説 竹島=独島問題の解決』柘植書房新社 (2014/6) 読了。
江戸時代の地図、特に、長久保赤水図の各版を詳細に検討する等、歴史的考察を主体に、竹島領有権を検討し、竹島は韓国領であるとしている。

「日本地図の歴史」講師=上田和央・府大准教授。伊能図はよく知られており、複製版の大図を見たこともあるが、その前に、実地調査なしで正確な日本地図(赤水図)が作られていたとは知らなかった。正確な各藩絵図が作られていたので、それを合わせるとほぼ正確に作ることも可能だったのだろう。

■4月19日、他にも起こったこんな出来事

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