100万円の請求が来ることも…荷受け代行アルバイト詐欺が横行


■「荷受け代行アルバイト」という仕事がある

「自宅に届いた荷物を指定の住所に着払いで転送するだけで、1回数千円の報酬が得られる」というアルバイト

SNSで荷受代行アルバイトの募集を見つけ、メールで応募した。その募集をした人に指示された通り、運転免許証の画像をメールで送った

後日、携帯電話会社Aから荷物と書類が届いたが、それも指示通り、開封せずに指定された個人あての住所に転送した。

自宅に届いた荷物を受け取って、そのまま指定の住所に転送するか、荷物を受け取りに来た人に渡すだけで1回数千円ほどの報酬がもらえる

■募集は「SNS」や「地域コミュニティーアプリ」で行っている場合が多い

去年までは、SNS上の友達や、実際の友人を通じて、「こんないいアルバイトがある」という口コミで広がるケースがほとんど

先月寄せられた相談では、「地域コミュニティアプリ」というスマートフォンのアプリが使われていました。

地域コミュニティアプリとは、地域情報の掲示板機能があり、直接会って不要品の売買をしたり、趣味の仲間を集めて地域で活動したり、得意なスキルを生かしたサービス提供で収入を得たりすることができるアプリ

■この仕事が詐欺だった

勝手に携帯電話を買われたりしてしまい、その代金が請求された

2か月後、女性宛てに代行で受け取っていた商品の請求書が届き、詐欺だったと発覚。

実際に自宅に届いているのは、身分証明書が悪用され、自分名義で契約されたスマートフォンや通販で購入された健康食品などで、数カ月後に自分宛に請求書が届き、だまされていたことに気が付く

知らないうちに自分名義の格安スマホや格安SIMが契約されていた……という事例が、全国の消費生活センターに寄せられている

誘いに乗った人の手元へ携帯電話やSIMカードの入った荷物が届き、その荷物をアルバイトとして転送する。ここで転送された携帯電話やSIMカードは、振り込め詐欺などに悪用される

5~十数個の荷物を転送し5社と契約。1社あたり最大で5台契約させられ、全てを解約すると35万円の解約金を請求されることもあるという。

「完全在宅業、主婦でもできます」をキャッチコピーにした荷受け代行詐欺が増えている。「100万円を請求されたケースもあります」

被害者が転送する荷物には、実はその人名義のスマホが入っていた。詐欺や犯罪に使われた通話代金が被害者に回ってくる仕掛けだ。

■今年に入ってから被害が増えている

この詐欺は2016年にも見られ、事業者が逮捕され減少していましたが、2017年5月から再び拡大の兆しを見せている

独立行政法人国民生活センターが、「『荷受代行』・『荷物転送』アルバイトにご注意!」という注意喚起を行っている。

日本インターネットプロバイダー協会や、テレコムサービス協会MVNO委員会から「MVNOサービスを契約していると考えられる」として、「荷受代行」「荷物転送」といったアルバイトに絶対に応募しないでと呼び掛けている。

■得体の知れない業者に個人情報を教えないことが大事

身分証明書やクレジットカード情報を安易に教えてはなりません。

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