韓国で広まる「ハンバーガー病」への不安…日本でも色々な声


■韓国で「ハンバーガー病」が話題になっている

2017年6月20日、韓国の4歳の女児がファストフードチェーン「マクドナルド」のハンバーガーを食べた後に腹痛などを訴え入院

その後、腎臓機能障害2級の判定を受けていたことが分かった。韓国・KBSなどが伝えた。

チェさん一家は昨年9月25日、京畿道平沢市のマクドナルドで「ハッピーミール」を注文した。ハンバーガーとコーラ、玩具のセットで子どもたちには人気のメニューだ

娘は昨年9月にハンバーガーを食べた後から腹痛を訴え、3日後に集中治療室に入り、HUSの診断を受けた。

下痢や血便が出るなど症状が悪化したため3日後に入院、HUSと診断された。約2カ月後に退院できたものの、腎臓機能の9割近くを消失し、現在は1日10時間ほどの腹膜透析を受けている

■HUSとは? なぜハンバーガーで腎臓機能が低下してしまったのか

溶血性尿毒症症候群(ようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん、hemolytic-uremic syndrome、HUS)は、微小血管性溶血性貧血、急性腎不全および血小板減少症を特徴とする病態

溶血性尿毒症症候群は腎臓や脳などを侵す病気で、赤血球の破壊による貧血や、血小板という出血を防ぐ細胞の減少を引き起こしたり、急性腎不全(じんふぜん)になったりします。

HUSは、志賀毒素を産生する腸管出血性大腸菌であるO-157などの感染をきっかけに下痢症状を伴って起こります。そのため、食中毒で集団発生することがあり、しばしばニュースに出てくる病気です。

ハンバーガーを食べる時は肉が十分に加熱されているかどうか確認しなければならないということになります。

腸管出血性大腸菌は家畜の糞に含まれており、その糞で汚染された水や食物を口にすることで人間に感染します。

腸管出血性大腸菌(O157、O111など)は、主に牛の腸にいる細菌です。牛の糞などを介して牛肉やその他の食品・井戸水等に付着します

増えている食中毒は、刺身や生レバーなどのように肉等を生で食べたり、加熱が不十分な肉料理を食べたりすることによって発生しています。

十分加熱して食べれば、食中毒にはなりません。

■ハンバーガー病は今まで世界各国で発生している

腸管出血性大腸菌は昭和57年(1982年)アメリカオレゴン州とミシガン州でハンバーガーによる集団食中毒事件があり、患者の糞便からO157が原因菌として見つかった

米国などでは20年前から同様の理由で訴訟が起こされている。ただ、法廷でハンバーガーのパテとHUSの因果関係が明確に解明されたケースはほとんどない

その後アメリカだけでなくアルゼンチン、イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、カナダ、スウェーデン、スペイン、チリ、ドイツ、ニュージーランド、フランス、ロシア、中国、南アフリカなど世界各地で見つかっています

■今回の事件で家族側はマクドナルドを告訴

まだ捜査は開始段階に過ぎず、該当の症状の正確な原因は明らかにされていないが、消費者の不安心理はハンバーガーの購入を敬遠するだろう。

「問題の店で販売された全製品を点検したが異常は見つからず、診断書でも発病とハンバーガーとの因果関係は明確に確認されていない」として補償には応じない立場を示している。

店側の言い分です。

韓国の巷では「ハンバーガーフォビア」が拡散し、ハンバーガーの店から消費者の足が途絶えるなど波紋が広がっている。

-未分類

×
CLOSE
CLOSE