死亡率50%!?日常生活に潜む殺人カビ【アスペルギルス】


じめじめとした梅雨の季節、どこの家庭でもカビのひとつやふたつは存在していると思います。

しかし、その中にあなたの命をおびやかすカビが紛れていることに、あなたは気づいていますか?

見えない殺人カビ【アスペルギルス・フミガータス】

アスペルギルス症 (英: aspergillosis) とはアスペルギルス属の真菌を原因とする種々の真菌症疾病の総称

アスペルギルス属の胞子は環境中に広く存在することから、ほとんどのヒトが毎日吸入しており、免疫に障害のあるヒトや家畜ではアスペルギルス症に進行する事がある。

原因菌であるアスペルギルス・フミガータスを吸い込むことにより、アスペルギルス症にかかってしまいます。

アスペルギルスはどこにでもいるカビであり、観葉植物の土の中や、エアコンの吹き出し口、ベッドの下等でよくみられる。

その症状とは?

免疫不全者や免疫力が低下している際に起こりやすいことから症状の進行は速く、全身に感染するため症状は多岐に渡る。

・呼吸器系への感染では、血性痰、喘息、肺炎、副鼻腔炎など。
・血管内に進入した場合、口蓋または歯肉の潰瘍化、血栓や出血性壊死など。
・皮膚感染は手術創に発生することが殆どで、急速な組織壊死を起こす。
・中枢神経系感染は脳膿瘍を呈し、全身播種性感染の部分症である。副鼻腔からの直接感染は少ない。

放置しておくと・・・

アスペルギルス・フミガータスはたくさん吸うことによって、強いアレルギー性の肺炎から呼吸不全になって死亡する可能性のある怖いカビ。

死亡率は20-35%であり、免疫不全の患者で 最大50%。

日常的なカビなのに、そんなに死亡率が高いなんて・・・

何か手立てはないのだろうか?

健康な人は心配なし?

アスペルギルス症は治療が遅れると致命的になりやすい危険な病気ですが、免疫が落ちていたり、過去に肺疾患などの既往症があって発症しやすい人でない限り、そんなに簡単に起こる病気ではありません。

肺の病気歴がなく、体が健康であればあまり心配する必要はないようです。一安心。

アスペルギルス・フミガータスが恐ろしいのは、違う病気に間違えられやすいからです。悪化したときの症状が、風邪や気管支炎、肺炎の症状と非常に似ています。

進行が軽いうちは風邪や喘息と似た症状の為、間違った診断を受けることも・・・。5年たってやっとアスペルギルスだと気付いたケースもあったようです。

もしかかってしまったら治療は・・・?

抗真菌薬の投与を行いますが、真菌を取り除くために手術が必要となることもあります。

身近なカビですが、カビの種類や体調によっては体に多大な影響を及ぼすこともあるということを踏まえ、適切な知識による自衛を心がけましょう。

-未分類

×
CLOSE
CLOSE