映画『千と千尋の神隠し』誕生秘話と豆知識をまとめてみたよ


『千と千尋の神隠し』 2001年の映画

両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。しかし彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。が、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい……。

あらすじ

監督
宮崎駿
脚本
宮崎駿
出演者
柊瑠美
入野自由
夏木マリ
中村彰男
玉井夕海
内藤剛志
沢口靖子
神木隆之介
我修院達也
大泉洋
小野武彦
上條恒彦
菅原文太

大ヒット!!

2001年の7月に封切りされてわずか4カ月で動員数2100万人に達し興行収入は270億円を軽く超えました。

これがどれぐらい凄い事かというと、1997年の『タイタニック』、あのレオナルド・ディカプリオを一躍大スターにした作品ですら、1年間で1670万人の興行収入260億円。

『千と千尋の神隠し』はわずか4カ月で『タイタニック』をあっさり抜いた事になります。日本の映画でこれほどのヒットを出した作品はありません。(知りません)

そして『千と千尋の神隠し』は第52回ベルリン国際映画祭で最高の賞である金熊賞を受賞しました。この映画祭はイタリアのベネチア国際映画祭、フランスのカンヌ国際映画祭と並ぶ世界の三大映画祭と呼ばれ、アニメ映画がこの賞をもらったのは世界で初めてのこと。

さらに第75回アカデミー賞ではアカデミー長編アニメ映画賞も受賞しました。

2016年のイギリスBBC主催の投票では、世界の177人の批評家が「21世紀の偉大な映画ベスト100」の第4位に選出した。

『煙突描きのリン』。

この千尋の物語が生まれたきっかけは、90年代半ばに小学生の間で人気のあった柏葉幸子のファンタジー(童話)、『霧のむこうの不思議な町』を読んで感動した宮崎監督がこれをベースに映画化をしようと思ったのが始まりだとか。

主人公は、自転車で大阪から東京にやってきた20歳の女性〝リン〟と決めて『もののけ姫』を作る前から企画していたといいます。タイトルも決まっていて『煙突描きのリン』。けれど実現しなかったのはご存知のとおり。
企画は変更され『千と千尋の神隠し』となりましたが、銭湯とリンのキャラクターはちゃんと受け継がれております。

カオナシ

この物語で重要なキャラクターとなっているのが〝カオナシ〟。
「あっ、あっ」とか、かなりヘンなキャラクターですよね。
実はこの〝カオナシ〟最初はほんのチョイ役にする予定だったとか。

この物語の最初の企画では千尋が湯婆婆を倒したあと、もっと強力なラスボスに銭婆が登場するという展開が考えられていました。しかしこの内容にすると映画は3時間を軽く超えてしまうため、ストーリーを大幅に変える事をせまられた監督が目をつけたのが〝カオナシ〟だったといいます。

「あっ、あっ」って言って手の平から黄金がザクザクでるシーンは心が踊ります。(私だけでしょう)

物語の不思議な町のモデルとなった場所。

東京都小金井市にある小金井公園にある「江戸東京たてもの園」。

ここには明治・大正の和洋ミックスの建物が復元されていて、宮崎監督が初めて訪れた時は夕暮れ時だったといいます。その街並みを目にした監督は思わず涙ぐむほど感激したとか。

そこで『千と千尋の神隠し』の舞台として、ここの雰囲気をヒントにしたといわれています。
ちなみに宮崎監督は仕事の合間に気分転換に度々訪れていたとか。

あの〝油屋〟は、ここに復元されている〝子宝湯〟をモデルにしています。

モデルといえば主人公の千尋。

この映画の制作発表の記者会見で監督は「10歳のガールフレンドたちに向けた映画をつくりたかった」と話しています。

監督・・・10歳のガールフレンドたちって・・・・・。
なんて思っていたら友人の娘さんたちのことだったようです。

「毎年、夏休みに友人の娘さんたち4、5人と、山小屋で2、3日過ごすんですが、ちょうどその子たちが10歳くらいにさしかかったとき、この子たちのための映画をつくっていないことに気がついたんです。時代を現代にしたのも、彼女たちが、そのまま主人公になる映画をつくろうと思ったから。」と宮崎監督。

湯婆婆と銭婆の見分け方

見た目上は全く同じの湯婆婆と銭婆。

実は、原画の設定上では決定的な違いがあります!

それは、湯婆婆の胸元にはイボが1つ。

銭婆の胸元にはイボが4つあるとの事です!

・・・わかるかい!

もちろん本編中にも使われることのなかった裏設定です。

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