とある発泡酒の「悔しそうな説明文」が話題に!メーカー側に聞いたその真意とは?


◆発泡酒の「悔しそうな説明文」が話題!メーカー側に聞いたその真意とは?

飲み物の缶などに書かれている商品説明。普通は、メーカー名や原材料など見慣れた項目が並んでいます。

ツイッターで缶の写真とともに、「カッコ書きに悔しさが見える」と投稿があったのは7月下旬。

投稿は約3万リツイートされる反響を呼んでいます。

◆「名称:発泡酒(日本ではレモン果汁が入ったものはビールと記載できない為)」

その商品とは酒類輸入大手「日本ビール」が、販売している発泡酒「LEMON BEER(レモンビール)」です。

米国生まれの商品で、レモンの風味がさわやか。飲食店向けを中心に、瓶や缶入りで販売されています。

缶の商品説明にこう書かれていました。

「名称:発泡酒(日本ではレモン果汁が入ったものはビールと記載できない為)」

確かに・・・

「本当はビールと記載したいのに!」という思いを感じます。

◆ところが「レモン果汁の有無うんぬん」ではなく…原料的にそもそもビールではなく発泡酒?

麦芽は主に大麦を発芽させたものです。国産の麦から製造した麦芽も使用されていますが、大半は北アメリカ、オーストラリア、ドイツ、フランス産の麦芽が使用されています。一部のビールでは、小麦麦芽を使用する場合もあります。

つまりレモン果汁の有無にかかわらず、発泡酒であることに変わりは無い商品ということになります。

◆「ビール」の定義

日本では、ビールの定義を酒税法第3条第12号で次のように定めています。

(イ) 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの。(アルコール分が20度未満のもの)

(ロ) 麦芽、ホップ、水、及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの。(アルコール分が20度未満のもの)

但し、その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の十分の五をこえないものに限る。

したがって、その他の政令で定める物品(麦、米、とうもろこし、こうりやん、ばれいしよ、でんぷん、糖類など)を麦芽の半分をこえて使うと、ビールではなく発泡酒ということになります。

◆「ビール」と「発泡酒」の違い

我が国の酒税法では、使用原料と麦芽の使用割合により、ビールと発泡酒を区分しております。

【ビール】
ビールは、A 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの(麦芽の使用割合100%)及びB 麦芽、ホップ、水及び麦、米等の特定の副原料を使用して発酵させたもので、麦芽の使用割合が約67%以上のものをいいます。

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